平和に暮らす皆

11時の朝の番組から、12時のお昼の番組に切り替dermes 脫毛價錢 わる頃。
とある民放が緊迫感に包まれた報道フロアに切り替わった。
やや緊張の面持ちのベテランキャスターの男性の顔が映し出され、次にこれもまたベテランの女性アナウンサーが映し出される。
『本日、スタジオにお越し頂いたのは、政界のアランドロン。牧海人先生です』
そしてカメラがパンすると、椅子の上には牧が堂々と座っていた。
牧さん…」
顔色が良いな…」
ザンもやや安心したように呟いた。
彼の言う通り、牧は出会った頃のような溌剌としていて力強い表情でカメラを見据えている。
『牧さん、テレビに出られるのは随分お久しぶりだと認識しておりますが…』
アナウンサーが話を振ると、牧はニコリともせずに、大きく頷いた。
『ご無沙汰をして申し訳ない。しばらく表舞台から姿を消していた事で、色々な憶測が飛び交っていたようだです。しかし、私はこうして生きています!!そして、戦っていたのです!』
『戦っていた?』
『国家を揺るがす陰謀と。平和に暮らす皆さんを脅かdermes 投訴す、恐ろしいテロ計画が実行されようとしていたのです!そして、今日がその決着の時です。私と、私の仲間達が阻止する事ができました。その一部始終を中継や詳しい資料を交えてお伝え致します。皆さん!!今から全て、私牧海人がご説明します。どうかチャンネルを変えずに、そのままおつき合いください。』
まっすぐにこちらを見て来る牧。
一体どうしたのかな…。あんなに生気がなかったのに…」
洋司と蓮で説得したんだろう。あの二人にうまい事持ち上げられてヤル気になったんじゃないか…」
ザンの鋭い読みに葉月はなるほど、と頷いた。
『国家を揺るがす陰謀…テロ計画…ですか…。牧さんはこの1年、何をなさっていたのですか?』
『およそ1年前。私は、豪華客船ノア号に乗り、雨宮製薬のクルーズパーティーに出席していました。その船は座礁、炎上。我々は無人島に流れ着き、サバイバル生活を余儀なくされていたのです』
無人島でサバイバル?』
『それはまた…映画のような体験ですね…。ノア号というと、岡村さん』
『はい。皆さんの記憶にも新しいと思いますが、竹芝桟橋沖で爆発炎上し、乗員が行方歐洲旅遊不明…という今なお解決していないあの船がセム号でした。その船と全く同じ形をした客船ですよね…。何か関係があるのでしょうか?』
女性アナウンサーが資料に目を落としながら確認する。